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「バガヴァッド・ギーター 第3章 カルマ・ヨーガ」

2019.04.02 

こんにちは! 

ヨーガ禅道友会集中講座にて学んだ内容を小分けにしてお伝えしています。

普通の人間に解脱を与えるのを目的とする「バガヴァッド・ギーター」。

今日は「第3章 カルマ・ヨーガ」のところです。

 成川先生の理論講座「バガヴァッド・ギーター」の資料より抜粋します。

 

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「第3章 カルマ・ヨーガ」

 

 人は行為を企てずして、行為の超越に達することはない。また単なる〔行為〕(放擲)のみによって、成就(シッディ)に達することはない。(四)

 実に、一瞬の間でも行為をしないでいる人は誰もいない。というのは、すべての人は、プラクリティ(根本原質)から生ずる要素(グナ)により、否応なく行為させられるから。(五)

 運動器官を制御しても、思考器官(意)(マナス)により感官の対象を想起しつつ坐す心迷える人、彼は似非(えせ)行者と言われる。(六)

 しかし、思考器官により感官を制御し、執着なく、運動器官により行為のヨーがを企てる人、彼はより優れている。(七)

 

 それ故、執着することなく、常に、なすべき行為を遂行せよ。実に執着なしに行為を行えば、人は最高の存在に達する。(一九)

 

 アルジュナはたずねた。

 「それでは、クリシュナ。人間は何に命じられて悪を行うのか。望みもしないのに。まるで力ずくで駆り立てられたように。(三六)」

 

 聖バガヴァッドは告げた。―――

 それは欲望(カーマ)である。それは怒りである。激質(ラジャス)という要素(グナ)から生じたものである。それは大食で非常に邪悪である。この世でそれが敵であると知れ。(三七)

 

 感官と思考器官(マナス)と思惟機能(ブッディ)は、それの拠り所であると言われる。それはこれらにより知識を覆い、主体(個我)迷わせる。(四〇)

 

 それ故アルジュナよ、あなたはまず感官を制御し、理論知と実践知を滅ぼすこの邪悪なものを捨てよ。(四一)

 

 

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欲望と怒りがこの世の敵であることを知れ。

この邪悪なものを捨てよ。

 

 「よりよくなりたい」という人間の自然な欲求が、私たちの生活をより便利により快適に、また科学の進歩や医療の発達につながっていると思うと、「欲望を捨てる」ということは人間の社会生活の発展を妨げるのではないのかな・・・?

なんて疑問は、きっとヨーガの世界では愚問なのかもしれません。

 

ヨーガの理論を学びながら、

ヨーガの実習を通して、

居心地の良い肉体と澄み渡る明るい心に包まれていきましょう。

 

次回は、「第4章 知識と行為」です。

よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

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