ヨガの本 その2 親子で行える健幸ヨーガから至福ヨーガへ4
- 2020.11.14
こんにちは、ヨガサークルOhanaのはなだです。
ご無沙汰しておりました・・・。申し訳ありません・・・。
酷暑だった夏が過ぎ去り、季節は美しい紅葉の秋から冬へと移行中です。
2020年は、新型コロナウィルスの感染問題で世界中が大変な年になりましたが、時間はあれよあれよと変わりなく進み続けています。何と今年もあと2か月余りとなりました。
年末にかけて、感染対策に十分気をつけながらも、イルミネーションで彩られ華やいだ冬の情景を思い思いに楽しみたいものですね。
さて、ヨーガの教本「健幸ヨーガから至福ヨーガへ」の紹介を続けます。
第一部の『健幸ヨーガ』から、さらに修行を深めたい人向けに第二部『健幸ヨーガから至福ヨーガへ』が編集されています。この第二部の学修などを経て、『ヨーガスートラ』と『ばガヴァドギーター』の知る→わかる→できる→変わるという本格的な修行に進むことがこの教本で薦められています。第二部は、ヨーガを真剣に修行する人に向けて、ヨーガの道を生涯をかけて進む際のオリエンテーションといえるかもしれません。
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第二部
第一章 実習基本篇
1 食事のこころえ 清食、正食、聖食
2 きれいな血液 【必要条件】 ①胚芽 ②葉緑素 ③日光浴 ④明るい気持ち ⑤海藻 ⑥適量の運動 ⑦平静な呼吸
3 坐業のための生気充実アーサナ 「パシュチモーッターナーサナ」写真入り説明
4 マハームドラー
5 ナーディーショーダナー 「ハたヨーガプラディーピカー」にある片鼻呼吸法の説明
~~抜粋 2・10 …このようにして、右の鼻道と左の鼻道を通しての、左右交互呼吸法を不断に行じ続けるならば、行者のすべてのナーディー(気道・神経)組織は、三か月で浄化されるであろう。
6 腹胸式呼吸ととプラーナシュッディ&マハーナーディーシュッディ
7 息の観察の実習法
8 クリヤーヨーガの基本行
9 プラーナヴィディヤー(生活活性法)の実習法
10 ヨーガ二ドラー入門 意識のめぐらし
第二章 実習活用篇
11 人生とヨーガの目的 「ヨーガスートラ」からの引用文
~~抜粋 以上の教えから、人生とヨーガの目的は、経験とそれに伴う執着からの解脱、及び無我(無私無欲)の生命活動にある、ことがわかります。
12 肉体の経験と執着に気づく
13 感覚と感情の経験と執着に気づく
14 思考の経験と執着に気づく
15 経験=体験記録=記憶の執着に気づく
~~抜粋 肉体、感覚・感情、思考の経験と執着に気づくというトレーニングをする上で、息の観察における鋭敏な気づきが有効に作用する、ということがわかっています。
16 入力・出力と自分
17 自他共存
18 自分とは何か 「ヨーガスートラ」からの説明
~~抜粋
1・2 ヨーガとは、私心の活動終止
1・3 無私の時 見る自分無く 無我に安住
まさしく自分はある、この身心は私だと思うのに対して、私心の活動休止=無私の時〔私を〕見る自分無く無我に安住、だというのです。それがヨーガであり、人生の目的だというのです。それを悟るために、他の諸々の教えもあるにすぎません。
19 自分意識の解消へ
20 幸せのためのダルマ図
~~抜粋 自分意識を持ったまま不幸から幸福に向かいつつ、なおかつ自分意識を希薄にしてゆく簡単な実践法を図解しておきます。
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そして、「第三章 ラマナマハルシの教えを理解するために」、さらには「第四章 ラマナマハルシの教え 真実在感42節」へと教本の説明は続きます。
わずか120ページあまりのコンパクトな教本ですが、内容はずっしり重いです。
「ラマナマハルシの教え」に関しては、今後じっくりと読み込み、長い時間をかけて理解、いつの日が自覚できる時が来ればいいなあと思います。
ところで、どのようなタイプのヨーガであれ、ヨーガを始められた方はぜひともずっと続けていきましょう。
ヨーガで得られたものを日常生活で役立て、今の自分を健幸からさらには至福へと充実させていく道を生涯かけて歩んでいこうではありませんか。
ではでは、次回、「幸せのためのだるまダルマ図」を紹介しますね!
それではお付き合いいただきありがとうございました。
今日も一日、微笑みのある時間をお過ごしください。
ヨガサークルOhana
はなだみさこ