ヨガの本 その３ ヨーガ入門
- 2021.02.14
こんにちは！ヨガサークルOhanaのはなだです。
この頃は、本屋さんの美容と健康コーナーに行けば所狭しと様々なヨガ本が並んでいますが、私がヨガを始めた20年前頃はまだそれほどヨガに関する本はありませんでした。
ヨガを始めて間もなくの頃、「健幸・至福ヨーガ」に続いて野村先生から紹介されたのが、今回の3冊目の本、故・佐保田鶴治先生の「ヨーガ入門」です。初版は昭和50年9月で、この本はその復刻版です。
インド哲学の学者で大学教授でいらっしゃった佐保田鶴治先生は、60歳を超えてからヨーガを実践、ヨーガ哲学を研究され多くの著作物を残されています。（こちらも後々紹介できたらと思います。）
ヨーガの実践にて、ご自身がこの上ない健康感を得られたことから、退官後は人々にヨーガをご教授する立場となり、ヨーガ禅道友会を創始されました。
日本への正しいヨーガの普及に尽力された偉大な師です。
亡くなられても今なおその功績は、多数の著作物やヨーガ禅道友会の会報、また佐保田先生を直接ご存知の道友会教師先生方のお言葉を通して、日本全国のヨーガ実践者、愛好家に影響を与え続けていらっしゃいます。（もちろん私もその一人です。）
ヨーガを始めてみたい方、本当のヨーガに出会いたい方、今実践しているヨーガに行き詰まりを感じていらっしゃる方、ぜひぜひこの「ヨーガ入門」をテキストとしてヨーガを実践されてみてください。
まるで佐保田先生がそばで直接指導してくださっているかのように、ヨーガ実践の細かい部分まで教えてもらうことができますよ。
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p20より抜粋します。
「ところでヨーガにとっては、健康や治病は低次元の効果に過ぎません。ヨーガ修習の効能の本命は、個人の精神的な変身にあるのです。
情緒の調和と安定、精神の明朗と平静、幸福感と充実感、不動の信念、創造性と自主性、開放感、さらには感覚を超えた広大な世界への心眼開発などといったものが、ヨーガの良い実修のあいだにでてくるものなのです。・・・」
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ヨガサークルOhanaでのヨーガレッスンも佐保田鶴治先生が提唱されたヨーガ禅に忠実に沿うように実習していきたいと思います。
ヨーガの本来の効能が実感できるようになるには年月が必要です。
ヨーガをずっと継続し、ヨーガと共に過ごしみてください。
佐保田先生のお言葉の意味を実感する日がやってくると思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
はなだみさこ
