ヨガの本 その4 初めてのストレッチヨーガ
- 2021.05.23
こんにちは!ヨガサークルOhanaのはなだです。
前回の記事からずいぶんと間が空いてしまいましたが今回も手持ちのヨガ本を紹介します。
4冊目は、「初めてのストレッチヨーガ」綿本昇 著 (主婦と生活社)です。
今から20年以上前、ヨガを始めて間もない頃、滋賀県JR瀬田駅近くにあったスーパーヒカリ屋さん内のブックストアで買ったものだったと思います。この本を見つけてパラパラとページをめくったとき、「すごい!!」と感動しためらうことなく購入しました。何がすごいかというと、モデルの方の美しすぎるヨガの完成ポーズ。パーフェクトなヨガのポーズの数々に惚れ惚れと魅せられてしまったのを思い出します。
●ヨーガモデル 勝 珠美 (山田奈々子モダンダンス・スタジオ)
とお名前が掲載されていますが、端正なお顔立ちとそのスタイルは異国の方と勘違いしてしまいそう
です。
もしもヨガインストラクターになるための国家資格試験があったとして、この方のポーズが合格基準としたら果たして合格者はあるのだろうか?
なんて危惧してしまいますが、柔らかい身体での魅惑的なポーズはまるで芸術作品かのようで写真をながめるだけでも満たされた気分になります。
ヨガの実習時、「はたから見たポーズの形は気にしないでくださ~い!!自分の内面からの感覚をしっかり感じ取ってくださ~い!!」と私自身はお声がけしています。
がしかし、できることならこんな美しいポーズを私もお手本として見てもらうことができたらなあ。
(なんて、「よく見られたい」というこの“欲”は手離して、こんな完成ポーズがとれたときはどのような内部感覚が味わえるのかしら?という好奇心を芽生えさせることにしましょう!!)
何年も後になって知ったのですが、著者は日本ヨーガ瞑想協会会長だった故綿本昇氏。ヨーガが心身に与える素晴らしい効能を分かりやすく指導されヨーガを日本に広く普及された第一人者です。綿本昇先生は、現在パワーヨガや瞑想ヨガで大活躍され日本のヨーガ界のリーダー的存在である綿本彰氏のお父様だそうです。
モデルの方のポーズに魅せられて手に入れた本でしたが、改めてパラパラ と読み返すとハタヨーガの本質である心身一如の思想が随所に散りばめてあることに気づきます。
美容と健康のための実用書として販売されたのかと思いますが、美容と健康のためには精神面での心の安らぎがいかに必要であるかを綿本先生は本書で力説されています。そして、心を見つめ整えるということはほかならぬ「呼吸」を整えることであると。
今回この本を読みなおしながら、美しいポーズにまたまた感動!!しつつも、購入した当初あまり気にしていなかった呼吸の有効性、人の身体の神秘性について再考できました。
次回は「ヨガの喜び」という本を紹介したいと思います。
お付き合いくださってありがとうございました。
今後ともヨガサークルOhana をどうぞよろしくお願いいたします。