食事改善3日目 朝食
- 2021.06.19
こんにちは!はなだです!
以前、このOhanaブログにて「ヨーガ禅道友会」の創始者である故佐保田鶴治先生の「ヨーガ入門」という本を紹介させていただきました。
その「ヨーガ入門」の最後の方に先生が食生活のことについて記してくださっていますので抜粋します。
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ヨーガと食生活
人間が健康であるためには、ヨーガだけでは足りません。ヨーガがどんなに立派な健康法だといっても、食生活がまちがっていては健康は得られません。ヨーガが物理的心理的な方法だとしたら、正しい食生活は化学的な方法です。
人間が物理的、心理的、化学的な要素から成り立っている以上、食生活を正すことはゆるがせにできません。
ヨーガと正しい食生活は車の両輪のようだといってもよいし、父と母のようだといってもよいでしょう。ですから食事を正すだけでは、真の健康は得られないのです。
わが国の一般の食生活は、あまりにもひどいものです。こんなことをしてよく生きていられるものだ、人体というものは強いものだ、とつくづく感心することがあります。病人や犯罪者が年ごとに増えてゆくのは、食生活の乱れがその第一ではないかと思われます。
ある医学者が、インスタント食品ばかり食っていると、短気になって、すぐにカッとして殺人をやるようになるといっておられました。「食い改めよ」という叫びは戦前からあったのですが、戦後生活が豊かになってからの食事の乱脈は眼をおおいたくなるほどです。
食生活を正すには、一日の食事の回数、分量、食物の種類等について考えなければなりません。
一日の食事の回数は少ないほど良いのです。仏教の教えに、一日一食は天人の食事、一日二食は人間の食事、一日三食はけだものの食事などといいます。中国の賢人が「すでに飢えたあとに食し、まだ飽(あ)かずして、まず止(や)む」といっているように、カラダが、ほんとうに食物を要求するときに食うのが良く、胃腸にも休養を与える必要があるのです。
一般の人びとが日に三度ひもじさを感じるのは習慣からきているので、カラダのほんとうの要求ではありません。三食しなければ、栄養不足になりはしないかといった心配は、えせ科学思想にたぶらかされた迷信です。
一回にとる食事の量については、昔から「腹八分目」という名言があります。飢餓感が止む程度に食事をひかえておくのが理想的なので、満腹感は食べ過ぎの危険信号なのです。ヨーガのほうでは、食事直後の胃の内容は、食物が半分、水四分の一、すきま四分の一になっているべきだ、といいます。ヨーガを続けていると、自然と食事の量が減ってくるものです。それを食欲不振だと思ってとりこし苦労をするのは馬鹿げています。
次に、食物の種類についていうと、これはたいへんな問題で、農薬、化学肥料、加工食品などの問題とからみ合って、とても一朝一夕にかたりつくせるものではありません。
この問題については立派な研究もあり、幾多の著書も出版されており、自然食運動などもさかんになりつつありますから、それらについて知っていただきたい。これは実に眼下のさしせまった問題なのです。これを怠っていると日本中が病人と障害者と犯罪者とで、いっぱいになるときがあまり遠からずにやってくることでしょう。
とりあえずいっておきたいことは、カロリー栄養食や動物食尊重のような時代錯誤の主張にだまされないようにということです。一回の食事の献立は、穀類、植物性食品(昆布類を含む)、動物性食品の三者を適当に配合しなければなりません。
副食物は植物性食品と動物性食品の割り合いを三対一ぐらいにすべきです。穀類と植物性食品ばかりの食事もよろしいが、動物食過多の食生活はかならず重い病気を引き起こすことになるでしょう。
ヨーガをやっていると動物食はそんなに欲しくなくなります。
さらに毎日水をかなりの量飲むのもよろしい。ただし、一度に多量の水をがぶ飲みするのは、もちろんよくありません。少しずつ、たびたび、歯でかむようにして飲むのがよいのです。
「ヨーガ入門~ココロとカラダをよみがえらせる~」佐保田鶴治著 ベースボールマガジン社より抜粋p239~242
(と水をたくさん飲むことをすすめられて、「ヨーガ入門」はさらりと終わりなのですが、「ヨーガと食生活」の項目のすぐ前のところの文章もふと目に留まりましたので抜粋しておきます。)
ヨーガが毎日の習慣になったならば、ついには完全健康の道をきわめ、通常の人間には想像もつかない高度の幸福を味わうことになりましょう。健康と幸福は、いつも結びついていて、どちらも図りつくせない内容をもっているのです。
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ヨーガと正しい食生活は車の両輪
この言葉を胸にとどめ、毎日の食生活に気を配っていきましょう!
さて、「長寿食」による食事改善3日目の朝食~~~
酢キャベツ
オクラと納豆と大根おろし
メカブ
卵焼き、トマト、ブロッコリー
⇒天然の若返り剤である性ホルモン、その分泌量は更年期以降激減するそうです。かといって性ホルモンが身体に不要になるわけではなく身体を若々しく保つために必要です。そこで材料となる「コレステロール」ですが、8割は肝臓でつくられ、残り2割は食事から得られるそうです。コレステロールを卵から補いましょう。
お味噌汁
ご飯
(大好きだった白ご飯。以前はお茶碗に2~3杯は食べておりましたが、3日目から1杯で満足できるようになりました。)
では、2週間後の身体の変化を楽しみにしてもう少し続けていきましょう。
ありがとうございました。
ヨガサークルOhana はなだみさこ