ヨーガスートラ1・7
- 2022.11.05
1・7 正知とは(1)直接経験による知識、(2)推理による知識、(3)聖教にもとづく知識の3種である。 「ヨーガ根本教典」佐保田鶴治著
7 正知のよりどころは、直接的知覚、推理、および聖典の証言である。 「インテグラル・ヨーガ」スワミ・サッチダーナンダ著 伊藤久子訳
スワミ・サッチダーナンダの解説より
あなたは間違いなくすべての思いを処分していく・・・・それが良いものであろうと悪いものであろうと、正しかろうと、正しくなかろうと・・・心が作用から自由であるために。
しかし、いっぺんに捨ててしまう気にはなれない。「これは苦痛に満ちている。だから要らない。でもこっちの方は良さそうだから残しておこう。」と仕分けをする。
心を納得させるために、”思い”にはどれだけの種類があるか。そういうふうに分析する。
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心を空っぽにするには、自分の”思い”を分析して、少しずつ排除していくのが良いと説かれている。「自分がいる」という真理以外のもの、例えば、「○〇な自分」「○〇だった自分」「○〇の自分」など、修飾語の部分は徐々に手離して、良い意味での「空っぽの自分」になって良いのだ。