ヨーガ・スートラ 1・13
- 2023.01.07
1・13 修習とは、こころの流れの静止をもたらそうとする努力のことである。「ヨーガ根本教典」佐保田鶴治著
13 これらの二者のうち、心に不動の状態をもたらそうとする努力が、修習である。 「インテグラル・ヨーガ」スワミ・サッチダーナンダ著 伊藤久子訳
スワミ・サッチーナンダの解説より~~
ここでいう修習とは、一日や二日ではない持続的なもののことである。また、やるのは一日に何分かで、後の時間は心のやりたい放題というのではなく、あなたは常時それに携わっていなければならない。それは、すべての思い、すべてのことば、すべての行為をことごとく吟味する永遠の監視者となる、という意味である。
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「地の時代」から「風の時代」に入り、これまでの「努力する」や「頑張る」という態度がもてはやされない時代へと変わってきています。何事も「楽しむ」という姿勢に好感が持たれるようになりました。楽しめるから自然に努力でき、良い結果へとつながる。
本文中の「努力」という言葉を、「楽しさ」や「わくわく感」などに置き換えると、風の時代に合ったヨーガ・スートラになるかしら・・・?