ヨーガ・スートラ1・14
- 2023.01.08
1・14 修習は、長時にわたり、休むことなく、厳格に実行されるならば、堅固な基礎をもったものになる。「ヨーガ根本教典」佐保田鶴治著
佐保田先生の解説より~~
「堅固な基礎をもったものになる」というのは、修習の習性ができ上って、雑念や思いつきのために妨げられることがないことをいう。
14 修習は、長い間、休みなく、大いなる真剣をもって励まれるならば、堅固な基礎をもつものとなる。 「インテグラル・ヨーガ」スワミ・サッチダーナンダ著 伊藤久子訳
スワミ・サッチーナンダの解説より~~
修習の第一の条件~長い期間行われなければならない。
修習の第二の条件~休みなく、持続的でなければならない。
修習の第三の条件~注意力のすべてと、心のすべてを注いで、必ず成功してみせるという固い信念をもって、ということ。
われわれにはこれらの三つの資質、すなわち忍耐と献身と信念が必要である。
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「脳は習慣を好む」らしいです。
ヨーガを歯磨きや入浴と同じように日頃の習慣にしましょう。生活の中で10分だけでもヨーガを実践する時間を確保すること。座って10分瞑想するだけでも良いのです。習慣にしてしまえば、何も考える必要はありません。勝手に体が動いてくれます。1年後、3年後、5年後、10年後、20年後、その習慣の効果が、歯磨きや入浴と同じように、あからさまになってくるはずです。