ヨーガ・スートラ 1・27
- 2023.02.20
1・27 自在神を言葉であらわしたのが、聖音「オーム」である。「ヨーガ根本教典」佐保田鶴治著
佐保田鶴治先生の解説より~~~
~~~はじめは祭司が祭儀を行なう時の受けごたえの語であったが、ウパニシャッドでは、やがて、宇宙の根源たるブラフマン〔梵〕のシンボルとされた。~~~
27 イーシュヴァラを言葉で表わしたものが、神秘音オームである。【<オーム>は<神>の名であると同時に、形である。】「インテグラル・ヨーガ」スワミ・サッチダーナンダ著 伊藤久子訳
(「インテグラル・ヨーガ」では、このスートラの解説が何と8ページに渡ります。)
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「オーム」という音は、宇宙がビッグバンで誕生した時の爆発音である、とどこかで聞いたような気がします。その音が今も宇宙全体に鳴り響いていると・・・。
ヨーガでは、「オーム」は「神」の音であり形であると言います。
「梵」「ボン」「ボ~ン」「ボ オーム」とつながったり、「アーメン」や「南無」は「オーム」と似ています。「オーム」という音は宇宙全体の振動を表しているのでしょうか。
ビッグバン説が出るずっと以前に、ヨーガ行者たちはこの音を神の音として感じることができていた?ひょっとして自分の内にも鳴り響いているのかもしれませんね。
ヨーガ禅のヨーガでは、実習に入る前に必ず「オーム」を唱和します。「オーム」と心で繰り返すのも心身にとても良いそうです。
ヨガサークルOhanaのレッスンでも、いつか皆さんとご一緒に「オーム」の音を運動室に響き渡らせたいなあ思っていますが、叶うかな・・・?