ヨーガ・スートラ 1・30
- 2023.03.01
1・30 ヨーガに対する障害とは、(1)病気、(2)無気力、(3)疑、(4)放逸、(5)懶惰、(6)執念、(7)妄見、(8)どうしても三昧に入りえない心理、(9)三昧に入っても永くとどまり得ない心理など、すべて、心の散動状態をいうのである。「ヨーガ根本教典」佐保田鶴治著
佐保田鶴治先生の解説より~~~
無気力とは心で強く望みながら行動に出られない心理、~~~
30 病気、無気力、猜疑、散漫、怠惰、好色、妄見、不動の境地に至り得ない状態、獲得し地歩からの滑落ーこれらの心の散動が、その障害である。「インテグラル・ヨーガ」スワミ・サッチダーナンダ著 伊藤久子訳
スワミ・サッチダーナンダの解説より~~~
~~~「ああ、もうだめだ、私には見込みはない」と思って、やる気をなくす。だがそれは求道者なら誰にでもあることなのだ。~~~ ヨーガの修練は障害物競走のようなもので、たくさんの障害物が途中に置かれているのも故あってのこと、経験するべく置かれているのだ。~~~
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ヨがインストラクターになってから私にやってきた「障害」は、ぎっくり腰、腰痛、五十肩、イボ痔、大人のアトピー、などなど。きっとヨーガで治ると信じながら、少しずつ改善。痔以外はヨーガを実習しながら治していくことができました。(痔だけは病院で治してもらいました。)ヨーガの道は健康で幸せな方向に向いています。でも、なぜだか「障害」がやってくる。本気かどうかを試されているようです。でも誰に???