ヨーガ・スートラ 1・46
- 2023.11.02
1・46 〔有種子三昧〕以上が有種子三昧である。「ヨーガ根本教典」佐保田鶴治著
46 以上がサビージャ・サマーディ【有種子三昧】であり、そこにはまだ修行者を束縛や心的動揺に引き戻す可能性が残っている。「インテグラル・ヨーガ」スワミ・サッチダーナンダ著 伊藤久子訳
スワミ・サッチダーナンダの解説より~~~
~~~そうした状態を得はしても、そこにはまだ過去の印象(サンスカーラ)〔行〕が残っているので、あなたは通常の人間状態に戻り得る。心が完全に浄化されておらず、すべての欲望が焙りきられないまま種子の形で残っているのだ。~~~本当に深い瞑想に入りたいと思っているならば、清浄な心を持つように心がけよ。
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深く深く瞑想に入ったとしても、そこにはまだ現在の私を感じさせる何かしらの心が残っているそうだ。私がなくなる瞑想の境地は果たしてどのようなものなのだろう?
日常生活を営む凡人で三昧への修行が難しい立場にあっても、心の浄化は習慣化したいものです。(花)