ヨーガ・スートラ 1・47
- 2023.11.03
1・47 〔無伺三昧と真我の発現〕 無伺定がくもりなき状態に達した時、内面的清澄が生ずる。「ヨーガ根本教典」佐保田鶴治著
佐保田鶴治先生の解説より~~~
無伺定の修習を重ねると、覚のグナたるサットヴァが他の二つのグナのはたらきを抑えて、常に透明で不動な状態を保つようになる。~~~
47 ニルヴィチャーラ・サマーディが純粋となったとき、至高の自己は輝く。「インテグラル・ヨーガ」スワミ・サッチダーナンダ著 伊藤久子訳
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三つのグナ(気質)
①サットヴァ・・・清澄
②ラジャス・・・活動
③タマス・・・惰性
日常生活においても、一時、自分の心を静かに観察してみましょう。どのグナが優位になっているかで、そのときの気持ちが身体に与えている刺激、受け取る感覚に違いがあることに気付くことができます。サットヴァ優位であるとき、私たちは気持ち良い心と身体を感じることができます。
瞑想によって、三つのグナのバランスを整えていきましょう。(花)