ヨーガ・スートラ 2・39
- 2024.05.11
2・39 不貪の戒行において不動心を得たならば、自分の転生のありさまを三世にわたって正しく知ることができる。「ヨーガ根本教典」佐保田鶴治著
佐保田鶴治先生の解説より～～～
～～～身体その他のものに対する貪愛の心をいだかず、すべてに対して無関心の心境にあることができるようになると、自分の過去生と未来生についての正しい認識をもつことができる。～～～
39 不貪が揺るぎないものとなったとき、自らの生の原因と様態が余すところなく照らし出される。「インテグラル・ヨーガ」スワミ・サッチダーナンダ著 伊藤久子訳
スワミ・サッチダーナンダの解説より～～～
～～～心が欲望や義務から自由であることによってそのように穏やかで明晰となったとき、われわれはわれわれの欲望がいかにしてこの生をひき起こしたのかを知る能力を得る。～～～
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何とまあ、過去生のみならず、未来生についても分かる、とのことです。
理不尽な出来事で悩ましいとき、きっとこれは過去生が原因かもしれない・・・と思うことで苦しみから逃れ易くなりますが、未来生については、いつも良いイメージを思い浮かべておくことにしましょう。
思い浮かべるのは自由です。引き寄せの法則で、もしかしたら、今世でイメージが実現するかもしれませんし・・・。微笑みたくなる良いイメージに集中です。
