ヨーガ・スートラ 2・46
- 2024.06.24
2・46 〔坐法〕 坐り方は、安定した、快適なものでなければならない。「ヨーガ根本教典」佐保田鶴治著
46 アーサナ〔坐法〕は、快適で安定したものでなければならない。「インテグラル・ヨーガ」スワミ・サッチダーナンダ著 伊藤久子訳
スワミ・サッチダーナンダの解説より~~~
~~~身体が完全に健康で、毒や緊張から自由でないと、快適な姿勢というのは容易には得られない。身体の、心の毒が、こわばりや緊張を生む。われわれをこわばらせるものは何でも、われわれを壊すこともできる。柔軟であるときにのみ、われわれは壊れない。~~~われわれに必要なのは鋼鉄の強さであり、同時にまた、その柔軟さである。非常に硬くて強いがもろい、粗鉄ではなく、身体は、どの方向にでも思いのままに曲げられるように、柔軟でなければならない。そういう身体は、いつも健康で緊張がない。そういう身体で瞑想すれば、座ると同時に身体のことを忘れてしまう。~~~
*****************************************
柔軟なものの考え方が衝突、破壊を避ける。なので、大きな波がやってきて倒れそうに揺れることがあっても、ほどなく静かな平穏さを取り戻せるように、身体と心を隅々まで柔軟にしておきましょう。